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駐在僧赴任のお知らせ

現日本寺駐在僧、加藤泰惇師が2018年9月16日、島野尊章師が2018年9月14日をもちまして離任し、
新たに下記2名が2018年9月24日駐在僧として着任いたします。

[1] 伊佐榮祥(いさ えいしょう)真言宗智山派

この度、印度山日本寺の駐在僧をさせて頂く事になりました真言宗智山派の伊佐榮祥と申します。
先ず私の日本寺派遣に際しましてご尽力を頂きました多くの皆様方に篤く感謝申し上げます。
かつて聖地巡拝の途中で立ち寄ったブッダガヤで、マハーボーディー寺院本堂内にある釈迦尊像の御前には五体倒地の形にへこんでいる石畳があり、御信者達の信仰の篤さに深く感銘を受けたのを覚えています。もう一度インドに来たい、しかしもう一度来る事が出来るだろうかと、半ば諦めの気持ちでブッダガヤを後にしました。そんな思い出の地に僧侶として駐在できる事、御縁を結んで頂いた事に深く感謝をし、仏教を肌で感じて来たいと思っております。
お釈迦さまが悟りを開かれた地に留まり、その土地の空気を吸い、その土地の食べ物を食べるという事は、時代は違えどもお釈迦様が触れた空気や暑さ、景色を感じる事であり、その土地に住まう人々と触れ合うという事は、世代を超えてお釈迦様が触れ合った人々と会話をするという事。小乗仏教の中で色々な国の仏教の形を見る事ができるのも、大変貴重な経験だと思います。まさにそれは仏教徒として無上の喜びであり、より深く仏教を学べる場所であると確信しております。
最後なりますが、このような尊い御縁を頂いた皆様方のご期待に沿えるよう微力ではありますが、日本寺の護持興隆に尽力させて頂きたと思います。  合掌

 

[2] 西原大幾(さいばら ひろき)高野山真言宗

この度日本寺に駐在する機会を与えていただきました西原大幾と申します。
私は在家より僧侶を志し、8年間の高野山での修行を経て現在に至ります。
平成29年に僧侶の先輩方に、ネパール・ルンビニーへ連れて行ってもらいました。見るもの感じるもすべてが新鮮で、感銘を受けました。お釈迦様のことをもっと深く知りたいと思いました。現地で生活をしなければ、お釈迦様の教えや考え方がわからないのではないかと思っていたところ、連れて行っていただいた先輩の中に、日本寺で駐在僧をなされていた方(花岡正覚先生)がおられ、私に駐在を勧めてくれました。私はすぐさま決意し「行きます」と即答しました。
ブッタガヤには各国のお寺があり、日本寺からも法要に出仕すると聞いております。各国の法要の作法や考え方なども研鑽したいと思っております。
私が僧侶を志すきっかけとなりましたのは、妹を病気で亡くしたことにあります。悲しみや苦しみを経験し、幼心にも少しでも多く人のためになることがしたいと思いました。死生観などインドの文化をさまざまな角度から吸収し、僧侶のあり方の原点にたち帰り、これからの糧にすべく勤めて参ります。初めてのインドで不安な気持ちもありますが、お釈迦様成道の地で生活をさせていただくことは、何よりも有難く得難いことであります。たくさんの出会いとご縁を大切にし、自己研鑚のために精進する所存でございます。宜しくお願い致します。 南無釈迦牟尼仏