第77回共和国記念日

2026年1月26日

 1月26日は、1950年1月26日にインド憲法が施行され、インドが「共和国」として正式に成立したことを記念する共和国記念日(Republic day)で国民の祝日です。首都デリーでは毎年大統領・首相出席のもと国旗掲揚・国家斉唱(ジャナ・ガナ・マナ)と大規模なパレードが開催されます。
 この日は日本寺、菩提学園でも国旗掲揚、国歌斉唱をしてお祝いをします。日本寺ではインド国旗、日本国旗、仏旗を掲げます。旗が上がったところで、花びらが舞うように旗に花びらをつめ細工しています。

 菩提樹学園は祝日のため授業はお休みですが、式典のみ行います。

  園庭で国旗掲揚・国家斉唱のあと主任のソバー先生から共和国記念日についてのお話、記念写真撮影をしました。園児達のお楽しみは、式典終了後に配られるお菓子です。みんなうれしそうにお菓子が詰められた袋を持ち帰りました。

 世界遺産大菩提寺を管理運営する大塔管理委員会(BTMC)では、BTMCのメンバーや周辺寺院の僧侶らが参列のもと式典が行われ、BTMCのセクレタリーMahashweta Maharathi氏による国旗掲揚が行われました。日本寺からはジェネラルマネージャーと駐在僧が参列しました。

菩提樹学園創立47周年お遊戯会

2025年12月6日

 本年は2025年12月6日、北河原公敬日本寺竺主による成道会法要に合わせての開催となりました。お遊戯会は、10月に開催する運動会と並び、保護者や家族が観覧できる行事で、園児にとっては練習の成果をみんなの前で披露する大きな舞台です。
 当日は、北河原竺主からは「昨年も菩提樹学園を訪れましたが、みなさん覚えてくれてますか。今日はみなさんのパフォーマンスを楽しみにしています」と園児たちにお言葉をいただきました。

ののさまプジャではヒンディー語に訳した仏教讃歌を合唱します。

カマル組(年少組)ダンス

パンカジ組(年長組)ダンス

チャンパ組(年長組) 演劇『Social media』

   勉強を教えてほしい娘を、SNSに夢中な母親と仕事で多忙な父親はかまってあげず、娘は母から渡されたスマホを使いすぎ、両親の外出中に卒倒。医師からSNSの中毒性を教えられ、子どもともっと向き合い、一緒に過ごすように注意された両親は、心を入れ替え、スマホ任せをやめて家族の時間を大切にすることを決意する。という内容で、観覧者に過度なSNSの使用に警鐘を鳴らし、SNSと上手に付き合うことを訴えかけるものでした。

グラブ組(年長組)ダンス

園児たちはこの日のために毎日練習に励みました。

北河原竺主ご参拝団の方々からプレゼントをうれしそうに受け取る園児。

クラスごとに記念撮影。

兄妹の絆をお祝い ラクシャバンダン

 ラクシャバンダンは、ヒンドゥー教の兄妹の絆を祝う行事で、毎年7~8月にあたるインド暦のスラバナ(Śrāvaṇa)月の満月の日に行われます。2025年は8月9日がラクシャバンダンの日でした。ラクシャバンダンはサンスクリット語でRaksha=「守ること・保護」Bandhan=「結ぶこと・絆」という意味で、兄妹の守りの絆を結ぶ儀式ですが、近年では兄弟姉妹に限らず、親戚や友人同士でも広くお祝いされています。

 菩提樹学園では、8月8日にラクシャバンダンをお祝いしました。まず、女の子が祝福の証であるティカと呼ばれる朱色の粉を男の子の額につけ、健康・成功・長寿を祈り、右手首にラキー(Rakhi)と呼ばれるブレスレットを結びます。男の子は女の子を守ることを約束し、お礼にネックレスをつけてあげます。

 終了後はお楽しみの給食です。菩提樹学園では、お祝い事の日の給食は普段とは異なる特別な献立となり、インドの天ぷら(パコラ)、クラブ・ジャム(Gulab Jamun)とラスグッラ(rasgulla)が出されます。これら甘いお菓子は、ミタイと呼ばれ、お祭りや祝い事にかかせません。ミタイを食べられる機会がめったとない家庭環境の園児たちにとってこの日の給食は特別なもので、みんな大好きです。

※グラブ・ジャムン:コワと呼ばれる濃縮乳にピスタチオ粉と米粉を加え、こねて丸めて揚げ、シロップ漬けにしたもの。
※ラスグッラ: チェーナと呼ばれるカッテージチーズと米粉を混ぜ、こねて丸め、シロップ漬けにしたもの。

甘茶を注ぎお祝い 菩提樹学園ブッダジャヤンティ

 インドでは、お釈迦さまの誕生、成道、涅槃を一度にお祝いをするブッダジャヤンティ(Buddha Jayanti)が、毎年4月から5月にかけての満月に日に行われます。今年は5月12日でした。
 菩提樹学園でも年中行事のひとつとして、日本寺本堂で園児がひとりずつお誕生仏に合掌の後、甘茶を注ぎ、ブッダジャヤンティのお祝いをします。

 年少組の園児は初めての儀式にすこし緊張した様子がみられました。その後、先生からお釈迦さま一代記を聞き、この日のために描かれた絵をみんなで鑑賞しました。年少組は「菩提樹」と「蝶々」を、年長組は「お誕生仏」と「ひまわり」の絵を制作しました。

 

2年間の学びの始まり

 2025年4月1日、今年度の菩提樹学園入園式が行われ、昨年度週1回の入園準備クラス「トタ組」に通っていた40名が年少組に入園しました。園児たちは日本寺に近いマスティプール村、ピパルバッティ村、ハリジャンコロニーに住む子どもたちです。これから週6日、小学校に入学までの2年間2クラスに分かれ、ヒンディー語、英語の読み書きや算数など学びが始まります。

【日本寺駐在僧便り】

 当日園児たちは教室で初めての園服に難儀しながら着替え、園児の家族が見守る中、講堂での入園式に臨みました。ソバー主任教諭の挨拶のあとのそれぞれの先生方の自己紹介に続いて、駐在僧として私も挨拶をさせていただきました。拙いヒンドゥー語での挨拶でしたが、年長組の園児たちは目一杯の拍手をしてくれました。
 新入園児たちは4歳ということもあり体格こそ上級生たちよりひとまわりも小さいものの、いきいきと走り回りながらキラキラと輝く目がとても愛らしいかったです。合掌 

駐在僧 戸田萌岳