お知らせ 菩提樹学園

誓いの日 ラクシャバンダン

  ラクシャバンダン(Raksha Bandhan)は、姉妹と兄弟間の絆を確かめ合うヒンドゥー教の祭事です。ヒンドゥー暦のサーワン(Sawan)/スラバナ(Śrāvaṇa)月の満月の日に行われますが、2023年は8月30日~31日がラクシャバンダンの日でした。

  ラクシャバンダンのラクシャは「護る」、バンダンは「結ぶ」という意味をもち、姉妹は兄弟の健康と栄達を願い、兄弟は姉妹と離れ離れになったとしても護り続けるという約束をする日です。しかし、近年は兄弟姉妹に限らず、親戚や友人同士でも広く祝うようになりました。

  姉妹は兄弟にラーキー(Rakhi)と呼ばれる装飾された吉祥の紐を結び、そのお礼として兄弟は姉妹に小さなプレゼントを渡します。この時期になると様々なデザインのラーキーが商店に並びます。

  菩提樹学園では一足早い8月29日にラクシャバンダンを行いました。まず、無難息災を願う儀式に欠かせないビンディー (bindee)という朱色の粉を額につけてもらいます。続けて、女の子は男の子の右腕にラーキーを結び、男の子はお返しにネックレスを女の子につけてあげます。男の子たちも女の子たちも貰ったプレゼントを周りのみんなに自慢気に見せ合っていました。

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