インドのブッダガヤで印度山日本寺(Nipponji Temple)、菩提樹学園、光明施療院を運営する公益財団法人です。

元気いっぱい、笑顔いっぱい菩提樹学園運動会

去る10月15日、本年も菩提樹学園の運動会が開催されました。
毎年秋に開催される恒例行事で日本寺スタッフ総出で行う一大イベントです。

当日は高温と多湿の厳しい雨季が明け、残暑の中にヒマラヤ山脈から降りてくる冬の風の涼しさを時折感じられる日でした。

この運動会は園児とその保護者のみならず、卒業生、近隣の村の人たちやたまたま居合わせたお参りの方も自由に観覧できるため、本年も200人は優に超える観覧者が一生懸命に競技に臨む園児たちを見つめます。

前半プログラムは、まずチャンパ組8名の生徒によるダンスから始まり、徒競走、障害物競争、しゃがんだままボールを運んでリレーするダック競争、大きなシートを使ってボールを作るパラバルーン(ビックバルーン)という演技と続きます。

競争では園児は皆一番を目指して真剣なまなざしで臨み、終わると大勢の観覧者より大きな拍手が全員に送られました。

前半のプログラム最後はパン食い競争のパンの代わりにインドのお菓子「カジャ」を使ったカジャ競争が行われます。
園児たちの後最後には日本寺スタッフと駐在僧も競技に参加します。

カジャとは薄い春巻きの皮をミルフィーユ状に重ねたような生地を揚げてたくさんのシロップをかけた軽くサクサクした食感の甘いお菓子で地元の人たちの好物です。
ブッダガヤの北、玄奘三蔵も学んだとされるナーランダー地域で特に有名です。

僧侶は基本的に全力疾走することは稀ですが、駐在僧も今回は大勢の前を思いきり走りました。
久しぶりに裸足で園庭の草の上を走り童心に還ったような素敵な体験でした。

この後15分程の短い休憩をはさみ後半のプログラムに移ります。

後半はまず園児たち全員による旗を使った演技、保護者のお母さん方対抗の綱引き対決やお父さん方と男性スタッフ参加の玉送り競争、そして手作りの鈴割り競争と進んいき、最後に表彰式をして午前中にはすべての3時間弱のプログラムは終了します。

インドは何事も時間通りにいかないことの多い大らかな気質ですが、菩提樹学園の園児たちは日ごろの教育からキビキビと規律正しく動き、タイトなスケジュールにもかかわらず予定通りに無事運動会を終えることができました。
菩提樹学園の園庭は日本寺本堂の目の前にあります。
普段は静かな境内ですがこの日は御本尊のお釈迦様の見守られる中、たくさんの歓声や笑い声の聞こえる賑やかな1日となりました。 日本寺駐在僧 杉原遥平(円)