成道会厳修しました

 2022年12月8日、印度山日本寺本堂に於いて、お釈迦様がお悟りを得られたことを祝う成道会法要を厳修いたしました。

 ブッダガヤが属するガヤ市では新規感染者の報告もほぼなく、状況は落ち着き、コロナ禍以前に戻りつつあります。日本寺にも地元の学生の団体やアジアからの参拝者がこのところ増えてきました。
 日本からインドへの入国制限も解除されましたが、以前のように日本から大勢の方々にご参集いただいての成道会開催は時期尚早と判断しました。そこで今回は、元駐在僧の番地章夫師のみ渡印いただき、導師をお勤めいただきました。

 昨年同様に世界遺産大菩提寺(Mahabodhi Temple)所属の比丘衆やブッダガヤの各国寺院の諸比丘に参集いただいての成道会となりました。
 番地師に続き、大菩提寺所属の比丘衆、チベット僧によるの読経が本堂に響きわたり、お釈迦様への讃仰、世界平和が祈願されました。

活気を戻しつつある日本寺

  ビハール州(人口約1億2000万人)は2022年11月現在、州保健省の発表によると新規感染者が0名の日も多く、ブッダガヤは徐々にコロナ禍以前の状態に戻りつつあります。日本寺にもこのところ、学生の団体や多くの参拝者が訪れ賑わいを見せています。

 

アメリカの大学ゼミが印度山日本寺で座禅実習

  アメリカミネソタ州のカールトン大学とオハイオ州のアンティオーク大学共催の「仏教研究海外実習プログラム」がブッダガヤで実施されています。
  3か月間ブッダガヤの各国寺院を会場とし、上座部仏教(瞑想)・大乗仏教(日本の禅)・チベット仏教(密教)の指導者の元で実習を通して、主な伝統仏教を比較研究することを目的とした両大学の正規プログラムです。
  当協会では1982年以来40年にわたり、禅を核として大乗仏教を学ぶ座禅実習の場として印度山日本寺本堂を提供しています。今年は20名を超える学生が参加しました。

2022年8月15日独立記念日

1947年8月15日にイギリス領植民地にされていた状態からの独立を果たしたことを祝う「独立記念日」が、今年76回目を迎えました。この日は国民の祝日に指定されています。毎年首都デリーでは、デリー城ともよばれるラールキラー(レッドフォート)で祝賀行事が開催されます。

日本寺では、仏旗、インド国旗、日本国旗を掲揚しスタッフ一同で式典を行いました。

菩提樹学園はこの日は休日の為、授業はありませんが、園庭で式典を開催し、国旗掲揚、園児皆でジャナ・ガナ・マナ(インド国歌)を斉唱しお祝いします。今年は来賓でガヤ・ロータリークラブ代表団が参列しました。

この日、大菩提寺はインド国旗カラーにライトアップされました。

日本寺納経法要厳修いたしました

 2020年3月から2022年4月開催の写経会ならびに、ご自宅写経でご浄書いただいたお写経を2022年5月15日、世界遺産大菩提寺に奉載後、日本寺本堂で納経法要を厳修いたしました。
 写経会のお写経は、法要厳修後日本寺本堂に納経いたしました。
皆様からのお写経による日本寺の護持運営へのご支援に心より御礼申し上げます。
こちらから法要の模様を動画でご覧いただけます。